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Q104:ゲームの開発機材って?
家庭用ゲーム機の開発をするためには、特殊な機材が必要である。
これがすごく高価。
さらに、しっかりした会社でないと売ってもらえない(返却義務まであったり)。
高校あたりでゲーム開発の勉強をしようと思っても無理なのはこれが理由である。
生徒数分の開発機材を用意しようとおもったら軽く億をこえてしまう。
なので、高校あたりはPC上で動作するようなゲームを作るのが精いっぱいで、具体的なゲーム作成の方法は教えようと思っても教えられないのである。
資本力のあるゲーム専門学校でもないと、「ゲーム開発の具体的な練習」は期待しないほうが良いよ。
じゃ、実際にどんな機材かというと、ネットではあまり情報が無いから、わからない。
ハード会社と契約しているゲーム会社であればそういう情報は得られるんだが、(購入するんだからパンフレットみたいなのは必要だからね)、一般人ではなかなか知りえない。
が、強引に検索してみる。
【(ハード機名)開発 テストビルド】や【(ハード機名)開発 Tools Middleware】などで、ほんのちょっと情報はでてくる。
たとえば【PS2 開発 テストビルド】で検索すると以下のサイトがでてくる。
『ニュースリリースジャパン』の『SNシステムズ、 ProView Plus for PlayStationR2 を販売』という記事の中に出てくるロボットぽい名前の物が機材名である。
あとは【PS2 (機材名)】で検索すれば、またちょろちょろ情報がでてくる。
また、機材も効果だが、そこで動作させるツールも高価。
たとえば【メトロワークス PS2用ゲームソフト開発ツール】で検索すると以下のような記事がでてくる。
『株式会社アスキー・メディアワークス』の『ASCII.jp×デジタル』というサイトの『メトロワークス、PS2用ゲームソフト開発ツール『CodeWarrior
for PlayStation 2日本語版リリース2.55』を発表』の記事。
http://ascii.jp/elem/000/000/322/322203/
こんな感じ。
ではあるが、最近の任天堂のこんな記事がでた。
『MSN産経ニュース』というサイトの『 世界中に開発ソフトを無償配布 任天堂、WiiU販売不振で危機感あらわ』という記事。
http://www.sankei.com/west/news/130715/wst1307150045-n1.html
HTML5とJavaScriptのみので重いゲーム開発はできそうにないが、それでも無償で開発ツールが一般に出るのは大きい。
大御所の任天堂が動いたのであれば、SONYも同様な事をしてくる流れになるかもしれない(SONYは限定で一般にも出してた事があるが)。
ゲーム業界以外の業界だと、学生達が社会にでた時に自社機材やツールを使ってくれる事を期待して、学校に安価や無償で機材やツールを提供する事はよくある事である。
やはり若い時から慣れ親しんだ機材やツールのほうが、熟練の具合もいいし。
上の流れが本格化すれば「ゲームクリエーターになるにはゲーム開発の特殊高校へいけ」という結論になるかもしれないね。
※なんかページが消えてるので終了したか?でも開発キット入手の例としてグレー表示で残しておく。
※ハード会社のその時のハードのサイトにいけば登録や購入のページがあったりするよ。
−−追記−−
知らぬ間にPlayStation Vitaで動作させる事のできる個人入手可能なソフトがでてる。
開発中はシュミレーターでできるようだし、実機での確認はVitaに転送でできるらしいので、専用機材がいらないって事かな?(未確認)
デベロッパー登録が誰でも可ってことは個人で開発可能(有料だけど)て事だし、さらにパブリッシャー登録が個人でも可能で期間限定で無料ってことは正規販売も可能(製品審査はやはりあるっぽいが)になった事に。
「PlayStationRStoreを通じて配布されるゲーム/アプリに関しては、当面の間は有料(フリーミアム含む)のものに限定させて頂きます。」と書かれているので無料配布はできないっぽいが。
開発言語はC#らしい。
http://www.jp.playstation.com/psn/psm/about/
http://www.jp.playstation.com/pdr/index.html?hfclick=FTR_pdr
どんなものかは、検索サイトで【PlayStation Mobile wisdomsoft】ででてくるサイトがわかり易いかも。
http://www.wisdomsoft.jp/621.html ※リンクフリーかどうかわからないのでURLだけ |
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