検索で見るゲーム業界就職
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| Q037:インターンシップを実施している会社って多いの？ インターンシップとは、「学生が企業などで職場見学や業務体験する制度」の事。 専門学校や大学生の内にお目当ての会社の中の様子を見ることができるし、その企業に顔を覚えてもらえるチャンスでもある、ありがたい制度である。 どの程度の会社が実施しているかというと、 『国立国会図書館』のサイトで http://www.ndl.go.jp/index.html 【ゲーム産業戦略 ～ゲーム産業の発展と未来像～】で検索すると『経済産業省』調べの『ゲーム産業戦略 ～ゲーム産業の発展と未来像』というレポートがでてくるので、その中の『（３）ゲーム産業における人材』中の『④ゲームに関する学校教育の現状』の図に実施している会社の割合がでている。 http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1052065/www.meti.go.jp/press/20060824005/game-houkokusho-set.pdf ２００６年だからちょっと古いが、まぁ他にデータも見つからないのでこれで。 企業独自型５％、教育機関提携型３５％、企業独自＋教育機関提携型５％、未実施５５％で半分くらいは実施していない。 実施していない理由を見ると 「社員の負担が増える」３５．０％ 「学生を指導・教育する時間が無い」２０．０％ 「学生を指導・教育できる指導者がいない」２０．０％ 「機密保持が困難」２０．０％ 「受け入れる部署の確保が困難」１５．０％ 「研修内容がわからない」１５．０％ 「社員の理解形成が困難」１５．０％ 「自社と教育機関とのスケジュールが合わない」５．０％ 「その他」５．０％ のようである。 どんな天才でも、仕事をするためにはその会社の仕事のやり方を覚える必要がある。 そうすると、インターンシップで仕事をしてもらうためには、やはりインターンシップの人の指導者が必要になってくる。 なので、仕事を教える会社の労力が大きい割に、短期間でいなくなってしまう人達だから、会社的にはあまりメリットが無い制度ではある。 「社員の負担が増える」が３５．０％なのは、ゲーム会社の本音かなとは思う。 また、学業中に仕事をしてもらうわけだから、学校を休んでもらう必要もあるわけで、教育機関の方に「学校を休んだ事にならない」「勉強的に不利にならない」などケアが必要な訳で、インターンシップの時期も会社と教育機関で合わせないといけないなど、まぁ色々と問題は多い。 国が奨励する制度なので、大手でも昔行われていた事はあるが、現在は実施していないという所も多い。 実施しているかどうかは、専門学校や大学のインターンシップの実施状況を見れば良いが、すでにお目当てのゲーム会社がある場合は、【（ゲーム会社名） インターンシップ】で検索をかけると良い。 就活サイトではインターンシップを募集している会社を検索できるところもあるのでそのへんを利用するのもいいかも。 例えば、『リクナビ』とか（時期をはずすとリンクが消えるのでTopだけリンク）。 http://job.rikunabi.com/ ただし、人気の会社だとこんなふうに選考があるらしい。 『FUKUOKAゲームインターンシップBLOG』の 『番外編～採用担当者に訊くＱ＆Ａ：レベルファイブ／真島猛氏』 http://gff.jp/internship/company/cat39/ 作品の審査もあるみたいだから、インターンシップとは言えど、就活並みの心構えは必要そうなので、普段から頑張っておいたほうが良さそう。 （２０１６年追記） 業界の団体がインターンシップを催すようです。 『ファミ通．ＣＯＭ』の『未来を担う人材育成のため、CESAがゲーム開発インターンシップを開催！ その真意をふたりのキーパーソンに聞く』という記事。 http://www.famitsu.com/news/201606/20107743.html |
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