Q095:高校三年生で考えておく事
(漫画と同文。Qからの直リンクのためにここにも置く)
「ゲームが好きだからゲームの専門学校なら大丈夫と思って専門学校にした。でもゲームを作る事は別に好きじゃなかった。つまらないから辞めたい。」
「親に勧められて普通大学に進んだ。でも、ゲームのキャラクターデザイナーに成りたい事に気が付いた。どうすればいい?」
「ゲーム会社に入りたくて理系の大学に進んだが、理数が苦手でついていけない。辞めたほうがいいか?」
日本で一番就職しやすいタイミングは、「大学や専門学校の卒業時」。
安易に「学校辞めてアルバイトしながら勉強してゲーム会社に入る」と言って学校を辞めちゃうと、「卒業時じゃないので新卒扱いにならない」「職歴がないので中途採用の条件に当てはまらない」で、そもそも普通の会社の就職でさえ難しくなる。
また、「大学卒業後、4年制の専門学校にいって勉強する」も年齢26歳とか新卒としては限界線でかなり苦しい。
一浪二浪ぐらいは普通にあるので、気にしなくてもいいが、4年遅れはさすがに働き盛りが若い年代にあるこの業界では不利。
なので2度目の学校にいく方法も危険(4年制大学→2年制専門学校は有りとは思う。大学の2浪と年齢かわんないしね)。
ということで、高校3年の進路選択は、人生の選択としてかなり重要なのである。
AO入試や推薦入試や入りやすい専門学校などがあって、進もうと思えば進める学校は増えたせいか、「入れるかどうか?」だけで進路を決めて、「やっていけるのかどうか?」をあまり考えずに決めたケースが目立つ。
「本当に自分がやりたい事なのか?」「ついていけるのか?」「適進路なのか?」をこの時期は熟考すべきである。
受験勉強で大変だと思うけ、その結果が不幸を呼んでは元も子もないから、御両親や先生と何度も相談して、ベストの進路を決めよう。 |